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(クッション二重床義歯)
初期は弾性を出す為に材質の研究をしました。
到達したのは、二重に作ることでした。
弾性もより出ましたが、特徴的であったのは、上床と下床が別々
の動きをすることでした。
中間に弾性のある器具で上下を可動性を持たせ固定します。
噛んだ時に、噛んだ時の動き、斜めなら斜め、真っ直ぐなら真っ
直ぐの動きになります。
下部はクッションによって緩衝され、この動きを粘膜、歯槽骨に
伝えます。
噛んだ時により効果を発揮します。自然歯により近い動きになり
ます。
ここで言えない位の良さが出ました。
痛み、吸着性、破折発音等作ってみて初めて分かりましたが新
発見とは旧来の義歯の全ての欠点を軽減するものです。
技術開発により当院で作る入れ歯は2回、初診日を入れ3回で
製作します。
動機
高齢化社会を迎え入れ歯の需要は増えています。
入れ歯で困っている人は多いです。
入れ歯安定剤が年間80〜90億円も売れているそうです。
入れ歯を作りつづけて35年、現在の吸着の理論、辺縁封鎖(タコ
の吸盤)の理論はどこか足りない。 |
おかしいと思い続けて来ました。
理論が正しければ、私達の技術であれば9割方は理論通り再現
できるはずだと!!
現実は違いました。
答えは弾力性でした。
実行してみますと(1500床例)良く吸着します。
上下顎ともよほどの超難症例を除き吸着しているようです。
苦労はあったと思います。でも今は喜んでいます。
直接の動機
技工士は冒険が出来ない事に気付いたから。
約10年前、二人いた技工士が開業との理由で、一人辞めました。
私が2〜3ヶ月技工をしました。その時です。まず忙しすぎます。
又発見とは、試行錯誤の連続です。
そんなことをしていると仕事が進みません。
先生に叱られます。
故に本に書いてある事しかできません。
当院独自の進歩は望み薄です。
又、大半の場合、入れ歯は技工士さんが作ります。 |
新聞掲載の効果
新聞掲載以降、難しい症例が多くきました。
型のとり方、前医師への不信感の解消など、難しいが故に
チャレンジに変え、苦しさ、楽しさを味わいました。
患者さんは私のその診療姿勢をみるだけでも喜んで頂いています。
そして良いものが出来ているから大喜びです。 |

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